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Motivation & Approach

安全性を保ちつつ渋滞を解消することが可能な交通流の制御手法を構築しようとしています.たとえば,交通量の変動に応じて赤-青の切り替わりタイミングを自動調整できる交通信号の自律分散制御手法を開発しています[1].さらに,車が完全自動運転化された将来の交通システムでは信号機も車線も不要になり,歩行者流のように車が二次元平面状を自由に動き回れるようになるのではないかという作業仮説のもと,未来の自動運転車の自律分散制御方策について考察しています.

[1]T. Kano, Y. Sugiyama, A. Ishiguro, “Autonomous decentralized control of traffic signals that can adapt to changes in traffic”, Collective Dynamics, vol. 1, A5, pp. 1-18 2016.