研究

自然界では，どのように最適問題を解決しているのだろうか．特に，ダイナミクスや生物の移動様式の観点における最適化問題に関して，興味があり取り組みたいと考えている．人工物は，ある特定の環境下では，想像以上のパフォーマンスを発揮するが，環境がかわると途端にパフォーマンスが低下してしまう．一方で，動物は，高度なダイナミクスの中で，より優美に，より効率的にそしてより力強く動き回ることができる．

このような動物の振る舞いは，非線形領域に対抗するのではなく，適切に活用することにより発現しているだろう．最後に，"ナチュラルダイナミクス"を正確に活用した制御系を設計すると同時に，そのダイナミクスを容易に実現しうる機構系を設計することも重要である．

経歴

チューリッヒ工科大学機械系 卒業
チューリッヒ工科大学大学院ロボット・システムコントロール専攻 終了
スイス連邦工科大学ローザンヌ校（ BioRob lab / Auke Ijspeert ）にて，ファイナルプロジェクトを行う．
内1セメスターは,デルフト工科大学に所属

趣味

写真，音楽（フィンガースタイル・アコースティック・ギター），碁を指すことが趣味です．